2025年12月11日木曜日

つづき>はにワンコ干支もんミニ馬とゆらりんくじらづくり2

 干支もんミニ馬の胴体部分の基礎が固まり、
粘土を重ねて厚みと強度を増します。



 

頭部は、コンディション劣化の粘土を
再活用に板材にして保存していた部材を活用して作りました。
新しい粘土と一緒に形づくり。




 

ゆらりんくじらも歪んだ形を修正。
出っ張りを削り取り、足りない箇所に粘土を重ねます。




 

使用粘土は、おがくず粘土もくねんさん
鉛筆工場の廃材で出た「おが屑」を再利用して生み出された「木の粘土」


 

捏ねてる時は、柔らかく滑らかな質感で
乾かすと固くなり「木」に戻る。
捨てる時は土に埋めると「地球」に還ります。

この粘土での工作は時間がかかりますが、
材料も日干し乾燥も自然相手で心落ち着きます。

ではまた。

2025年12月8日月曜日

はにワンコ干支もんミニ馬とゆらりんくじらづくり

 干支もん午年うまも完成し、
あとは2026年年明け発表の準備(撮影、グラフィック編集)となったので

…と言うか、ちょっと作りたいのを思いついたので
その制作風景をば。

1、ミニ午年うま

2、ゆらりんくじら

1、のミニ午年うまは、我が家のお正月の部屋飾りとして作ります。
正規版より小さいです。省略型。

2、のゆらりんくじらは、秋のイベントで在庫がなくなったので作ります。

詳しい説明は省きますが制作風景の写真をアップします。
何か質問がありましたらコメント欄に書き込んでください。

材料:おがくず粘土もくねんさん(北星鉛筆さん)

 

1、 ミニ午年うま









2、ゆらりんくじら





今日はここまで。

2025年11月27日木曜日

2026年午年 干支もんづくり 11/21~25

 いよいよ完成に近づいた。かと思ったら、
改めて表面の状態を確認したら、見つかるわ見つかるわ。
凸凹の場所。
こんなわずかな隆起でも、この後行う仕上げ層粘土づけでは
形に出てしまうので残すわけにはいかない。








補修の粘土づけやら削りを行って、また天日干しへ。

 

 

無事なんとか下地が出来上がり、次に馬の耳をつける。





 耳は、過去の廃材ブロックから作ります。
設計のサイズに切り出す。
つづけて固定する側(頭部)に固定用の溝を彫り、
おがくず粘土もくねんさんで接着。
そして、天日干しへ。


そして、最後の準備の工程です。

本彫り用の下彫りをする。
いくら設計図で線を引いても粘土細工では
乾燥の収縮で微妙に形が変わっている。
だから、作品一つ一つと向き合って自分のイメージする本彫り
場所を決めていきます。

それが決まると下彫りを。
錐と彫刻刀の角刀で溝を彫っていきます。







 

都合上、全体の形が見えないように画像を選択しています。
完成までのお楽しみ。ということでご容赦を。

この後、仕上げ層粘土づけをしました。
一番神経を使う瞬間です。
詳しくはお伝えできませんが(完成品披露の楽しみがなくなっちゃうので)
無事作業が完了し、今、最後の天日乾燥をしています。

これには完全な乾燥状態が必要になるから
一週間以上乾燥させます。

==========

ここまでご覧いただき誠に有難うございました。
たくさんの国の方々から応援の閲覧をしていただきました。

干支もん「2026年 午年」の馬 公開は2026年1月1日です。
どうぞお楽しみに。

2025年11月26日水曜日

2026年午年 干支もんづくり 11/17〜21

 馬の胴体側面の乾燥接着を終え、頭部との接合を。

両面におがくず粘土もくねんさんをつけギューと圧着。
乾燥して歪みが生じないように板材で挟み、重しでサンド。
このまま天日乾燥へ。
一日乾かします。






無事歪みが無いことを確認し、凸凹した箇所を補修する。
角の丸みもなだらかに繋がるよう粘土を追加し整える。




このような細かい作業をする時は爪楊枝を使います。
合わせてティッシュペーパーを水で湿らせ、
適時爪楊枝の先端を湿らせ粘土上で転がすように表面を馴らします。
これでまた一日天日乾燥へ。

 

 



しっかり天日乾燥終えるとご覧の通り
馴染ませたはずのつなぎ目が凹んでいます。
乾燥による粘土の収縮です。このくらい縮みます。
改めて粘土を重ねづけします。

胴体側面も綺麗に整えた面にしたいので
薄く1㎜厚に伸ばした粘土を重ねづけして
ローラーで表面を慣らし、一日天日乾燥します。


 以上、今日はここまで。

 

おまけ:おがくず粘土もくねんさん届く 。
新鮮な粘土が欲しくて、製造元の北星鉛筆さんのネット通販で
もくねんさんを注文した。
注文から2日で届く。有難い。これで仕上げの工程ができる。


ではまた。