ペン入れ主線作業が完了し、
背景の作画作業に入りました。
その1ページ目が完成したので
自身の記録用も兼ねて、
その作業中の覚書を記しておこうと思います。
下書きは,
クロッキー帳でラフ書きしたものを元に
Photoshopでネームを描きました。
これは、ペンタブ描きで遅延を嫌った結果です。
感情移入が入り易い作業ですのでできるだけ
ストレスなく描くことに集中するため
今の私のマシン環境でできる一番早いスタイルが
Photoshopだったのでそうなりました。
つづいてペン入れ作業
ここからコミスタを使いました。
全98ページを細かく数ページごとに分けペン入れしました。
これは作業ファイル軽くするためです。
こうすることで、ペン入れ動作が重くなることを予防。
まったくの手探り状態から
今まで原稿用紙にインク、付けペンで描いていたものと
変わらぬ絵を描きたかったので
ペンタブの感度、自身の筆圧を
何度も確認しながらの作業となりました。
背景では、コミスタのツール(定規/3点パースなど)を使いました。
慣れるまでは大変でしたが、やってみて少し要領を得たように思います。
定規だけに頼らず多少デッサンが狂っていても構わないから
自分の思い描く景色を重視して描きました。
特に冒頭の列車では、敢えて手描きの汚れを残しました。
実は、これには別の思惑が隠れています。内緒です。
そして完成原稿
書き出し設定で中間色(うす墨)表現を
凸版印刷仕様のスクリーントーン(アミ点)にするか
モニター表示仕様のグレースケールにするかで検討中。
昔ながらの「スクリーントーン削りテク」の味わいも捨て難く
「昭和漫画」も今回のテーマの一つにしてますので
後日、実際にプリントアウトテストしながら決めていくことにします。
何かの参考になれば幸いです。
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