はじめて「漫画」に触れた、出会った、読んだのは
記憶が曖昧だが街の貸し卓球場に読み捨てられた
ボロボロな表紙も破れ千切れ雑誌名も不明の漫画週刊誌だった。
当時小学生低学年から上に行き(小学3年生くらいか)、
少しずつ遊ぶ範囲が広がり始め、上級生のお兄ちゃんたちに
ついていくとそこに転がるようにあった。
一冊50円くらいだったのだろうが、
まともな小遣い銭など貰えることなどなく
時々10円玉2、3枚を握りしめ「駄菓子屋」に走って
どう、美味しくて腹を満たすよう買い物ができるか。
それが精一杯の生活で、漫画の本を買うなど夢のまた夢だった。
読んだ作品も無茶苦茶だった。
週刊誌だからお話が途中なのは当たり前。
毎週見られる訳もなく、同じ本をまた読む。
次の本は、数話飛ばされた続き話。打ち切りになっちゃうのもある。
それでも記憶に残ってるのは川崎のぼる先生の「アニマルワン」。
水色のインク刷りだった。ページも途中引き千切られてた。
作品を鑑賞するとか味わうとかのレベルじゃない。
ただ、漫画に触れてた、だけ。
それでも、なんだか未知の世界に触れてる感覚を持てて
無心でその漫画の隅々まで没頭して読んでいた。
つづく











